ご飯のお供に

日本食に欠かせないご飯をより美味しく召し上がるためにご飯のお供と一緒に食べてみてはいかがでしょうか？手軽にご飯と味噌汁にプラスできる、そんなご飯のお供をいくつかご紹介しますので、是非、ご家族でお試しください。

ご飯のお供といえば、佃煮、ふりかけ、漬物などが挙げられます。その日の気分によって味を変えて楽しめるのですが、普段不足しがちな栄養素を手軽に補えるものばかりです。

● のりの佃煮

のりとかつお節が材料となっているのりの佃煮は、少し濃い目の味付けが人気の理由です。のりにはカルシウムや鉄分、炭水化物や脂質の代謝を助けるビタミンB1・B2などが含まれています。かつお節にはカルシウム以外にも造血作用のあるビタミンB12が豊富に含まれています。ホカホカのご飯に少しずつのせてご賞味ください。

● 梅干し

「酸っぱい」を代表する梅干しは、塩分量の差やはちみつを入れて甘めに仕上がっているものなど種類によって若干味に違いがあります。この酸っぱい成分は梅干しに含まれるクエン酸によるものです。クエン酸は、夏バテしがちな時期に収穫される食材に多く含まれる成分です。ご飯の甘みと梅干しの酸っぱさがマッチして食欲も進みます。

● ちりめんじゃこ

佃煮やおかかとの組み合わせで楽しめるちりめんじゃこですが、原料となるのは片口いわしなどの稚魚です。優秀食材でもある魚を丸ごと食べられますし、豊富なカルシウムやその吸収を助けるビタミンDも含まれています。普段魚をあまり召し上がらないという方でも手軽にたんぱく質を補給できるという点からもおすすめしたいご飯のお供です。